第87番札所
補陀洛山 観音院 長尾寺 (ぼだらくさん かんおんいん ながおじ)
住所
〒769-2302
香川県さぬき市長尾西653
電話番号
087-952-2041
宗派
天台宗
真言
おん あろりきゃ そわか
本尊
聖観世音菩薩
解説
長尾寺は「長尾のお観音さん」と呼ばれ、近隣住人の憩いの場ともなっている寺で、明治維新以後、本坊は学校や警察、郡役所などの公共施設に提供された。 開創は聖徳太子という説もあるが、天平十一年に行基菩薩の説が一般的で、行基がこの地を歩いていると霊夢を感じ、その木で聖観音菩薩像を彫造し本尊として安置。弘法大師は唐へ渡る前、この寺で護摩修法を行い、帰国後、再びこの地を訪れ、入唐の大願成就を感謝して「大日経」を一石に一字ずつ書写し供養塔を設立した。 本堂は藩主松平頼重が堂塔を建立、本尊は、幾多の火災でも難を逃れ、秘仏として讃岐七観音の中でも当国七観音随一と指定した。 また、源義経の恋人・静御前が出家して尼になった寺で、剃髪した髪が「静御前剃髪塚」に納められている。
アクセス
距離:86番札所から約7.2km 約20分 車:高松自動車道志度ICから県道141号、37号、3号経由で約7㎞ 列車:高松琴平電鉄高松築港駅から40分、長尾駅下車、徒歩3分
駐車場
普通車20台、マイクロバス2台・大型車2台
宿坊の有無/数
なし


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