第85番札所
五剣山 観自在院 八栗寺 (ごけんざん かんじざいいん やくりじ)
住所
〒761-0121
香川県高松市牟礼町牟礼3416
電話番号
087-845-9603
宗派
真言宗大覚寺派
真言
おん あろりきゃ そわか
本尊
聖観世音菩薩
解説
屋島の東、源平の古戦場を挟み標高375ｍの五剣山がある。地上から剣を突き上げたような神秘的な山だ。八栗山はその８合目にあり、多くの遍路さんはケーブルカーで登る。 弘法大師がこの山で求聞持法を修したとき、5つの剣が天降り、蔵王権現が守護の神託を告げた。大師はその5剣を山に埋め、山の守りとし、五剣山と名付けたという。また大師は、唐に渡る前、成果を占って8つの焼栗を山に埋めた。帰国後、栗は8つとも無事に成長していて、それが寺名になった。 山上駅から本坊を経由して、大師堂、本堂が続くが、本堂の正面に山門があり、その先は2010年に出来たお迎え大師像がある。標高219.1mのこの展望台からは、牟礼、屋島、高松市街を一望できる。また、ひときは目を引く歓喜天を祀った「聖天堂」。「八栗の聖天さん」として親しまれているが、これは大師が唐から持ち帰った歓喜天信仰で、ルーツはヒンズー教の神、別名ガネーシャとも言われている商売繁盛や学業成就、縁結びの神様なのだ。
アクセス
距離:84番札所から約7.4km　約16分 車：高松自動車道さぬき三木ICから県道38号経由で約10㎞ 列車：JR高徳線八栗駅下車、徒歩25分で八栗ケーブル登山口駅 ※八栗ケーブル営業時間(TEL:087-845-2218) ・平日7:30～17:15 日・祭日7:00～17:15・毎月1日5:00～17:15・定期15分毎(毎時0・15・30・45分) ※ カーナビ等ご利用の場合は、名称「八栗ケーブル登山口駅」または電話番号「087-845-2218」で検索
駐車場
普通車250台、マイクロバス10台・大型車10台、無料 ケーブルカー駐車場
宿坊の有無/数
なし


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