第71番札所
剣五山 千手院 弥谷寺
霊場名
第71番札所
剣五山 千手院 弥谷寺
住所
香川県三豊市三野町大見乙70
ｱｸｾｽ
距離:70番札所から約12.3km 約24分
車：高松自動車道三豊鳥坂ICから国道11号､県道48号経由で約5?
列車：JR予讃線詫間駅からﾀｸｼｰで10分
※中大型ﾏｲｸﾛﾊﾞｽは通行禁止 道の駅前､弥谷寺手前に無料駐車場あり
駐車場
普通車20台（500円） ｼﾞｬﾝﾎﾞﾀｸｼｰ（1,000円）
宿坊の有無/数
なし
宗派
真言宗善通寺派
本尊
千手観世音菩薩
真言
おん ばさら たらま きりく
御詠歌
悪人と 行きつれなんもいやだにじ ただかりそめも 良き友ぞよ
解説
標高382mの小高い弥谷山の中腹にある弥谷寺は､古くから死者の霊がこの山を通り､仏の世界に旅立つという信仰がある｡弘法大師が8歳から13歳まで修行した場所｡唐から帰国した弘法大師が､ふたたびこの寺で修行したところ､天から5本の剣が降ってきたといい､山号はこれに由来する｡本堂にたどりつくまでには､仁王門を過ぎて､262段の石段を登ると､銅製の高さ6mの金剛拳菩薩像がある｡この菩薩像は､元禄年間に住僧の覚林が建立したといわれる｡そこから煩悩を消すといわれる108つの階段を上ると左手に大師堂が見える｡さらに170段の石段を上ると本堂にたどり着く｡いくつもの階段を上っていかねばならず､車遍路にとっては相当な難所といえる｡とはいえ､大師堂内の｢獅子の岩窟｣（大師が幼少の頃に修行したとされる場所）や､本堂にむかう途中には､岩盤に刻み込まれた阿弥陀三尊の磨崖仏を見る事が出来る｡
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